内側膝の痛み(鵞足炎)半腱様筋偏
今回は膝の痛み編です。
『鵞足炎』というのはご存知でしょうか。
これは簡単に言えば膝の内側の痛みとして出る症状です。
そこで問題になってくるのが、
『半腱様筋』
というところです。『薄筋・縫工筋』なども関係がありますが、今日は半腱様筋をご説明いたします。
上記画像の青いところの半腱様筋とは坐骨結節から膝の内側にある鵞足というところにつながります。
・膝の内側に痛みがある
・膝を伸ばせない
・股関節を後ろに引けない
・膝が曲がりにくい
・階段の上りがきつい
・膝を内旋しにくい
主にはこの鵞足炎という症状は、半腱様筋・縫工筋・薄筋が、スポーツなどにより過剰に負荷がかかり、炎症が起こるものです。
ただ一般的に坐骨にあるため、固い座面にずっと座っている状態でも、辛さとして現れる可能性があります。
膝の内側が痛みがあると『変形性膝関節症』なのではないか、と思ってしまうかもしれませんが、筋肉が悪さをしていることはとても多いです。
そのように、診断を受けたとしても、本当に変形性膝関節症で痛みが出ているのか、なかなかわからないものですよ。
鵞足炎という症状が長引いている時は、膝の内側だけを押したら、テーピングするだけではなく、この坐骨から伸びている半腱様筋を狙うとまた変わってくる可能性があります。
この症状に関しても、放置していて簡単に取れるものではないので、お悩みの方はご相談ください。
0コメント